73 : インデックス「とうまの様子がおかしい」[] - 2016/07/20 19:51:49.21 ggXn5Bio0 1/7上インで何レスか借ります。上イン邂逅記念日SSと言いたいところですが普通の上インです。
上条「インデックス」
インデックス「な、何かなとうま?」
上条「何でもない、呼んでみただけ」
インデックス「そ、そっか…」
インデックス「(なんかとうまの様子がおかしいかも…さっきから意味もなく名前を呼んでくるし、やけにくっついてくるし…いつもはダメっていうのにアイス二個目食べてもいいって言うし…)」
上条「…」ジー、ニヘラー
インデックス「(うん、とうまが嬉しそうだから別にいいんだけど、流石に気味悪いかも…。何か変なものでも食べたのかな?)」
上条「…」ジー
インデックス「(お、落ち着かない)えっと、とうま。じゃあ私、そろそろ寝るね。とうまはどうする?」
上条「インデックスが寝るなら俺も寝ようかな」
インデックス「うん、それじゃおやすみ…、って、と、とうま?なんでベッドに座るの?」
上条「今日は俺もここで寝たいんだけど…嫌か?」
インデックス「う、ううん!全然いいんだよ。…でも、急にどうしたの?」
インデックス「(嫌なわけない。普段からとうまの為に空けておいたスペースなんだから、でも、こう、心の準備が…)」
上条「インデックスとできる限り一緒にいたくて。普段は学校で寂しい思いさせちまってるからさ」
インデックス「そ、そっか…じゃあ、その…一緒に寝よう」
上条「おう」
インデックス「…と、とうま。何でこっちを向いて寝てるのかな?」
上条「インデックスの寝顔が見たくて」
インデックス「…(だ、だめ。直視できるわけないんだよ、背中向けよう)」クルリ
上条「…」
インデックス「(よし、これなら何とか…)…ふえっ、と、と、とうま!?」ギュッ
上条「インデックス…」ギュウウ
インデックス「あ、う………ま、ま、待って…!」グイッ
上条「………っ」キュイン
インデックス「…?今の音…、…と、とうま?」
上条「……………い、インデックス…?」キョトン
インデックス「とうま…?元に戻ったの?」
上条「元に…?何の話だ…って、え、な、なんで俺お前と一緒に寝て…!」
インデックス「とうまから寝たいって言いだしたんだよ、…覚えてないの?」
上条「何か今日一日…というか、帰ってきてからの記憶が曖昧で…夢でも見てた感じだ」
インデックス「…もしかして、何かされたのかな?科学側の能力か、それとも魔術か」
上条「さぁ…、つっても今日そんな大した事もなかったからな。普通に学校に行って、ビリビリに会って、土御門に会って…」
インデックス「そっか。…あ、あの…とうま」
上条「へ?」
インデックス「…この後、どうする?」
上条「この後って、…!!」
インデックス「…」カァ
上条「…、…か、上条さんは風呂場に戻らせていただきませう!おやすみインデックスさんまた明日!!!」
インデックス「あっ、…行っちゃった。別に、よかったのに」ボフン
インデックス「…何だったんだろ、あのとうま。様子がおかしかったし、やっぱり何か、魔術にでも掛かってたのかな…。右手で頭に触ったら戻ったし…」
インデックス「…」
インデックス「(…もう少しあのままでいればよかったかも。…ちょっと勿体無かったかな、なんて)」
79 : インデックス「とうまの様子がおかしい」[] - 2016/07/20 19:56:28.63 ggXn5Bio0 7/7おしまい。上インの日だからなんでもいいから投下したかった…お目汚し失礼しました。