ガヴリール「お前の家って洋菓子屋だっけ?」サターニャ「そうよ」
- 2017年04月26日 02:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ガヴリール「ヴィーネから聞いたんだ。それなりに評判いいみたいじゃん」
サターニャ「当たり前じゃない。何と言ったってこの大悪魔の生家なのよ」
ガヴリール「じゃあお前もそれなりにお菓子作れるの?」
サターニャ「ククク……なによ、あんたこの私の悪魔的調理法に興味があるの?」
ガヴリール「うん」
サターニャ「へ?」
ガヴリール「お前が作った菓子なら食べてみたいって言ったんだ」
サターニャ「あ、そ、そうなの……」
ガヴリール「よかったら作って来てくれよ。材料代払うからさ」
サターニャ「構わないけど……」
ガヴリール「ありがとうなサターニャ。楽しみにしてるよ。それじゃまた明日な」
サターニャ「……なんで?」ポカン
サターニャ「ヴィネット、ガヴリールはどこかしら?」
ヴィーネ「ガヴだったら自販機の方に行ったと思うけど」
サターニャ「感謝するわ」
ヴィーネ「……?」
ラフィエル「なんでしょうかね、あの箱」
ヴィーネ「当たり前のように湧くな。……さあ、何か貸してくれって頼まれたんじゃない?」
ラフィエル「気になるのでしたら千里眼で監視しましょうか?」
ヴィーネ「小姑じゃないしいいわよ別に」
ラフィエル「うふふっ、それもそうですね」
ヴィーネ「なんで笑ってんのよ」
サターニャ「ええ、かなり手間暇かけてやったわ! 感謝するのね!」
ガヴリール「うん、サターニャがそこまでしてくれて私は嬉しいよ。
ありがとう、サターニャ」ニッコリ
サターニャ「~~! い、いいから材料代渡しなさいよ!」
ガヴリール「そう急かすなって。えーと、こんだけだっけ?」
サターニャ「……ちょっと多いわ。なに金額間違えてるの」
ガヴリール「気にせず受け取ってくれよ。私からの謝礼金」
サターニャ「大悪魔的に恩を一方的に受けるわけには……!」
ガヴリール「サターニャって、いつも私たちを盛り上げてくれるだろ?
構ってちゃんな所もあるけど」
ガヴリール「だからいつもありがたく感じてるんだ。
サターニャがいてくれたから、私たちは友達になれたみたいなところもあるからな。
もちろんヴィーネとラフィエルの成果も大きいけど」
ガヴリール「これはそのお礼。別に気負わなくたっていいから。
それでいつもみたいに魔界通販でも買ってくれ」
サターニャ「へ、へぇ……いい心がけじゃない」
ガヴリール「ああ。だからこれからもよろしくな、サターニャ」
サターニャ「うん……」
サターニャ(調子狂うわね……)
ガヴリール「あ、そうだ。これ食べにサターニャの家まで行っていいか?」
サターニャ「なんでよ、それじゃ本末転倒じゃない」
ガヴリール「それもそうだな……。じゃあ帰って食べるわ……」シュン
サターニャ「あ、えーと……なーはっはっは!
天真=ガヴリール=ホワイト! 我が被造物を受け取ったアンタに、我が家で貪る名誉をくれてやるわ!」
ガヴリール「いいのか」パァァ
サターニャ「もちろんよ!
それに、悪魔的料理人としては、食べた直後の評価こそ血肉と化すのだから!」
ガヴリール「よっしゃ。うん、楽しみにしておくよ」
サターニャ「ええ、配給を待つ貧民層のように待っているがいいわ!」
ガヴリール「それだったら私は闇市へ行くが」
サターニャ「あー、冗談だってばー!」
お前空間デザイナーとか向いてるんじゃない?」
サターニャ「くうかんでざいなー?」
ガヴリール「いや、すまん。なんでもない」
サターニャ「まあいいわ、取り敢えず適当な所に座って待ってなさい。お茶持ってくるから」
ガヴリール「お前やっぱ気が利くよな。
そういうとこ、ヴィーネにも負けてないと思うよ」
サターニャ「どうしてヴィネットの名前が出てくるのよ」
ガヴリール「だって私たちの中で気遣いって言ったらヴィーネだろ?」
サターニャ「む……それもそうね」
ガヴリール「でも、ちょっとサターニャの印象変わったかもな」
サターニャ「変わったってなにがよ」
ガヴリール「さっき言った通りだよ」
ガヴリール「サターニャって唯我独尊な印象あったけど、
そうじゃなくて周囲を見れる奴なんだなって」
ガヴリール「私は自分のことで手一杯な部分があるからさ、
お前らのそういう部分は素直に尊敬できる」
サターニャ「……褒め殺ししたって無駄よ」
ガヴリール「ありゃ、行っちゃった」
サターニャ「……」フキフキ
サターニャ(……尊敬できる。大悪魔の私を)
サターニャ(いつもありがとう……)
サターニャ「……ふふっ」
サターニャ「はっ! その手には乗らないわよ!
この私を懐柔しようだなんて一千光年も早いんだから!」
サターニャ「ククク、ガヴリール……。
武では勝ち目がないと踏んで、今度は知で仕掛けてくる判断力は褒めてあげるわ。
けれど、このサタニキアクレバーの前では無力!」
サターニャ「アンタの浅はかな魂胆なんて筒抜けよ!
逆に裏をかいてやるわ! んなぁーはっはっは!!」
サターニャ「……」カチャカチャ
ガヴリール「おいサタ。なんで無言なんだよ」
サターニャ「……」キッ!
ガヴリール「いや、いきなり睨まれてもよくわからないんだけど」
サターニャ「……」フフン!
ガヴリール「なんだドヤ顔して。可愛いなオイ」
サターニャ「……っ!///」フルフル
ガヴリール「あ、これ私の好きなやつだ。覚えててくれたんだ」
サターニャ「……」コクコク
ガヴリール「喋れよ」
サターニャ「……」ソワソワ
ガヴリール「むぐ、もぐ」
サターニャ「……」ドキドキ
ガヴリール「あ、美味い。なんだろう、普通に美味くて大袈裟な反応が出来ないくらい美味い」
サターニャ「……!」パァァ
ガヴリール「喋らないとこのハーブティーをお前の顔目がけて噴き出すぞ」
サターニャ「なにしようとしてんのよ!」
ガヴリール「うん、変な店のより美味しかった。
お前って料理も出来るし意外と多才だな」
サターニャ「あ、あたりまえじゃない! この私を誰だと思っているのよ!」
ガヴリール「うんうん、大悪魔の胡桃沢=サタニキア=マクドウェルさんだ」
サターニャ「その通り!
大悪魔たるもの、万に秀でてなくてはならないのは自明の理!」
サターニャ「なればこそ! なればこそよ!
お菓子作りなんて造作もない!」
ガヴリール「むぐむぐ……このチョコ凄く濃厚だな。なに使ってんの?」
サターニャ「あ、それはね。ちょっとココアバターを多めに加えてるのよ」
ガヴリール「へえ~。感心するわ」
ガヴリール「なんだ」
サターニャ「もうね、時計の短針は8を指しているの」
ガヴリール「それは驚いた。全員集合だな」
サターニャ「そろそろ帰れって言ってんのよ!」プンプン
ガヴリール「えぇ~? うら若き乙女を夜の街に追い出す気か? これはS級悪魔的行為だな」
サターニャ「あんた神足通使えるじゃないの!」
ガヴリール「あれってMP的なもの消費するから疲れるんだぞ?」
サターニャ「もう夜だから帰って寝るだけじゃないのよ! ちょっと疲れてむしろ快眠じゃない!」
ガヴリール「いやネトゲできないじゃん」
サターニャ「ネ・ト・ゲが世界の全てかアンタは!!」
ガヴリール「……ヴィーネでも憑依した?」
サターニャ「サタニキアニードロップ……」クワッ!
ガヴリール「うわああ、暴力はやめろ!」
サターニャ「……はぁ。もういいわよ。そこまで言うなら好きにすればいいわ」
ガヴリール「やった」
ガヴリール「あ、サターニャ。着替え貸してくれない?」
サターニャ「そこまで面倒見切れないわよ。我慢なさい」
ガヴリール「じゃあ買ってくるわ。よっこらしょっと」
サターニャ「そのまま帰ればいいじゃないのよ!」
サターニャ「なに考えてるのよアンタ……」
ガヴリール「最近のコンビニは便利だな。下着まで売ってるんだもん」
サターニャ「これがうら若き乙女の言動なのかしら……」
ガヴリール「まあまあ。泊めてもらうんだからいろいろするよ、私」
サターニャ「じゃあ食器洗っておいて。自分が食べたやつだけでいいから」
ガヴリール「いや、それはそれで収まりが悪い。洗うんだったらパーフェクトを目指す」
サターニャ「そ、そう? まあいいわ、好きにすればいいじゃない」
サターニャ「じゃあ私はお風呂を掃除してくるから。なんかあったら呼びなさい」
ガヴリール「お前って店長なんかも向いてるかもな。テキパキ指示飛ばせるし」
サターニャ「う、うるさい! いいからさっさと取り組みなさい!」
ガヴリール「へーい」
ガヴリール「うん……」
サターニャ「なんで既に眠そうなのよ」
ガヴリール「ネトゲがないんだ。だったら十時辺りまで起きている意味なんてない」
サターニャ「もうブルーライトカット眼鏡でもかけてなさい」
ガヴリール「そんな迷信信じてるのかよ」
サターニャ「……皮肉がわからないのかしら」
サターニャ「まあいいわ。ほら、箸とって。小皿持ってくるから」
ガヴリール「ありがとママ」
サターニャ「誰がママよ!」
サターニャ「どうかしら! 我が胡桃沢家に代々語り継がれる晩餐の数々は!」
ガヴリール「美味い」
サターニャ「それだけ!? ほ、他にもなにかないかしら!」
ガヴリール「うん、とても美味しゅうございます。毎晩でも食べたいくらいです」
サターニャ「えっ!?」
ガヴリール「なにさ。本心なんだけど」
サターニャ「そ、そうよね! この私の料理よ!? 当然じゃない!」
ガヴリール「……ふぁぁ」
サターニャ「ったく、ホントだらしないわね。お風呂湧かしちゃうから、入ったらもう寝ちゃいなさい」
ガヴリール「うん……」
サターニャ「あら……」
ガヴリール「クカー……スピー……」
サターニャ「……ああ、ヴィネットが駄天使って言っていたのも納得だわ」
サターニャ「あーあ、お腹出して寝るんじゃないわよ。幼児なのアンタ?」
サターニャ「ほら、起きなさい。寝るんだったらせめて体綺麗にしてからよ」ユサユサ
ガヴリール「むー……!」
サターニャ「むー、じゃない。入るの、起きなさい」
ガヴリール「……じゃあ、サターニャ入れて」
サターニャ「え、なんでよ」
ガヴリール「いいじゃん……あれだよ。弱った私を好き放題するチャンス」
サターニャ「……はぁぁぁぁ。今回だけよ?」
ガヴリール「やった」
ガヴリール「ん……」
サターニャ「あら意外ね。あの部屋の惨状だから、アンタの頭も脂ぎってるかと思ったんだけど。意外と綺麗なのね」シャクシャク
ガヴリール「天使だし……食べても太らないし……」
サターニャ「なんて妬ましいのかしら! 食らいなさい!」ワシャワシャ
ガヴリール「あー……うぁー……」
サターニャ「ほら、ゾンビみたいな声出してないで、また目閉じなさい。泡流すから」
ガヴリール「うー……」
シャアアアア
サターニャ「……ほら、身体くらい自分で洗えるでしょ?」
ガヴリール「えー、無理。サターニャお願い」
サターニャ「嫌よ! 自分でやるの! いいわね!?」
ガヴリール「ちぇー……」ゴシゴシ
サターニャ「はぁー、こんな手間かかるのに、どうしてヴィネットはいつも世話してんのかしら……」
ガヴリール「え? あー、いつもありがとなヴィーネ……」ウトウト
サターニャ「私はサタニキアよ!」
サターニャ「風呂あがった途端に死にやがったわねコイツ」
ガヴリール「……んぅ」ギュッ
サターニャ「っ!」
サターニャ「な、なによ……えーと、あ、そういうことね!
ね、寝ている間も私への恐怖心を忘れないなんて! もう完全に我が手中にあるわね!」
サターニャ「なぁーはっはっは……」
サターニャ「……」
サターニャ「はぁ、来客用の布団持ってくるから、それまでソファーで待ってなさい」ストン
ガヴリール「……んぅ」ギュゥゥ
サターニャ「あーもう離れなさいよ。動けないじゃない」
ガヴリール「んぁ……!」ガシッ
サターニャ「……」
サターニャ「めんどくさいわねー」
サターニャ「ほら、電気消してベッド行くわよ。もっとしっかり掴まってなさい」
ガヴリール「んー」
サターニャ「……すー、すー」
ガヴリール「……なんでサターニャが一緒のベッドにいるんだ?」
サターニャ「……くく、かくごなさい、がヴりーる」
ガヴリール「狙い澄ましたようなタイミングの寝言だな。
……夢の中の私はなにされてんだか」
サターニャ「……ん」ギュッ
ガヴリール「おいおい、私は抱き枕じゃないんだが」
ガヴリール「……ま、いっか。アラーム鳴るまでだぞ」
サターニャ「ふへへ……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「いつもこんなに無防備なら可愛いんだけどなコイツ」
ガヴリール「いつもありがとな。お前に相手されるの、割と嬉しいぞっと」ナデナデ
サターニャ「……ふぁ?」
ガヴリール「すげえな、すぐ起きた」
ガヴリール「おはよう。もれなくお前から抱きついてきたわけだが」
サターニャ「そんなはずないじゃない! この私は孤高を愛する存在なのよ!?」
ガヴリール「一人飯でめっちゃ寂しそうにしてたじゃん」
サターニャ「してないわよ!」
ガヴリール「あっそう。私はサターニャとも昼食べたいんだけど」
サターニャ「あ、え……?」
ガヴリール「まあサターニャが寂しくないなら私はいらないかな。悪かった、お前の気持ちに気づいてやれなくて」
サターニャ「か、下等生物と戯れるのも大悪魔の余興よ! 特別に許可してあげるわ!」アセアセ
ガヴリール「なんだその言い方。ちょっと不快」
サターニャ「お願いですから一人にしないでくださいお願いしますぅぅ……」ヨヨヨ
ガヴリール「そうそう。やっぱ私、お前のそういうところ好きだわ」
サターニャ「え!?///」
ガヴリール「勘違いするなよ。それ以上でもそれ以下でもないからな」
サターニャ「あ、そ、そうよね……」
ガヴリール「うん、昨日サターニャの家にお世話になってさ。そのまま流れで」
ヴィーネ「へえー。そうなんだ、本当に珍しいわね」
ガヴリール「うん」
サターニャ「……」
ヴィーネ「まあ、仲良きことは美しき哉って言うじゃない。二人がもっと仲良くなってくれたら私も嬉しいわ」
ガヴリール「まあ、ね」
ヴィーネ「あ、ごめん。日直だから先生に呼ばれてたんだった」
ラフィエル「あ、荷物運びですよね。私も手伝いますよ?」ヒュンッ
ヴィーネ「もうラフィは偏在しているんじゃないかしら。でもありがと」
ガヴリール「私もついていくよ」
ヴィーネ「本当? 助かるわ」
ガヴリール「サターニャも来るだろ?」
サターニャ「え、ええ……」
サターニャ(好きだわって言って、なんでこんな平然としていたれるのよコイツ……)
ヴィーネ「ガヴ大丈夫? 重いなら代わりに持とうか?」
ガヴリール「い、いや……大丈夫」
サターニャ「貸しなさいよ」
ガヴリール「は?」
サターニャ「だ、だから。無理されてアンタに怪我されてもこっちが迷惑なの。
だから半分寄越しなさい!」
ラフィエル「あらあら、サターニャさんがそんなこと言うなんて。
これは面白くなってきましたね~♪」
ヴィーネ「あんたの関心はそこにしかないのか……」
ガヴリール「……わかった。じゃあ、頼むわ」
サターニャ「ふん、黙って言う通りにしておけばいいのよ」
ヴィーネ「ええ、それってありえないわよ」ペチャクチャ
サターニャ「……」ジー
サターニャ(好きって、どういう意味だったのかしら)
サターニャ(……もちろん、友達って意味なんだろうけど)
サターニャ(というかどうしてアイツは急に私に優しくなったの?)
ラフィエル「お悩みですかサターニャさん」
サターニャ「ラフィエル……」
ラフィエル「浮かない表情は似合いませんよ?」
サターニャ「……」
ラフィエル「私はこれでもサターニャさんの親友だと自負しています。
気心を置かず、話してくれていいんですよ?」
サターニャ「……ちょっと場所変えましょうか。ここだったら、聞こえちゃうから」
ラフィエル「ガヴちゃんとのことですか?」
ラフィエル「あらあら、遂に言っちゃいましたか~」
サターニャ「アンタ知ってたの!?」ガタッ
ラフィエル「ガヴちゃん本人から聞かされたんですよ。
『これまでを思い返してみて、私、意外とサターニャのことが好きだってことに気付いた。
でもこれまでつっけんどんだったから、どうすればいいのかわからない』と」
ラフィエル「ガヴちゃんの素直な気持ちを伝えればいいって助言したんですけど……。
ガヴちゃんも素直じゃないから、変なアプローチを仕掛けられたんじゃないですか?」
サターニャ「……うん」
ラフィエル「はい。だったら後は簡単じゃないですか」
サターニャ「なにがよ」
ラフィエル「サターニャさんだって、ガヴちゃんのこと大好きなんでしょう?」
サターニャ「そ、そんなこと。――あるかも知れないわね、私も、ガヴリールに突っかかってばっかりで」
ラフィエル「はい、条件はそろいましたね」
ラフィエル「サターニャさんも、ガヴちゃんに素直な気持ちを伝えましょうか」
サターニャ「……気持ち悪がられないかしら」
ラフィエル「ガヴちゃんも乗り越えた恐怖ですよ」
サターニャ「そう、ね。
んなぁーはっはっは!! この私に的確な助言が出来るようになるまで成長するなんて!
ラフィエル! アンタを私の最高の弟子として認めてあげるわ!!」
ラフィエル「ありがたきしあわせですっ♪」ニコッ
サターニャ(……ラフィエルに全部明かされた。屈辱と言えば屈辱だけど、悪い気分じゃない)
サターニャ(昇降口にアイツがいた。もうちょっと歩調を速めることにしよう)
サターニャ「……ガヴリール、一緒に帰りましょうか」
ガヴリール「ん? ああ、いいよ」
サターニャ「ふふん、この私と帰れる光栄を」
ガヴリール「その話いいからさ、またお菓子作ってもらってきていいか?
あれは想像以上だ。ぶっちゃけ病み付き」
ガヴリール「な、頼むよ? いいだろ、私たちの仲なんだから」
サターニャ「……しょーがないわねー!」
サターニャ(ガヴリールともうちょっと仲良くなるのも、悪くないわね)
終わり
二期やれ
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コメント一覧 (12)
-
- 2017年04月26日 02:51
- これは…いい!
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- 2017年04月26日 02:52
- ガウサタは尊い…😍
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- 2017年04月26日 03:12
- コイツいつまで二期切望してんだよ
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- 2017年04月26日 03:58
- やっぱガヴサタやなって・・・
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- 2017年04月26日 03:58
- 2期はあるよ
2、3年後に
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- 2017年04月26日 04:54
- サターニャって味覚音痴やろ?
料理うまい描写なんかあったっけか?
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- 2017年04月26日 06:16
- ガヴサタ成分が欠乏してて死にそうだったんだ
ありがたい
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- 2017年04月26日 06:59
- 辛党は味覚音痴ではない、いいね?
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- 2017年04月26日 07:36
- ガヴがサターニャの服借りたところで丈合わんやろ
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- 2017年04月26日 17:12
- 尊い
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- 2017年04月26日 22:56
- 二期きてくれ
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- 2017年04月27日 18:38
- アニメが原作を遥かに追い抜いてるからなぁ。
二期は……